当勉強会では、IT分野の英和翻訳者を目指して学習中の方や、翻訳・レビュー・チェッカー等のお仕事をされている方を対象として、次の2つの講座を開設しています。
翻訳学校の講座のような、履修登録したコースのみを受講できるという形ではありません。当勉強会のすべての会員の方に、両方の講座への参加資格があります。一方が初級コースでもう一方が上級コース、といった上下関係もありませんので、両方に並行してご参加いただけます。
また、各月の内容はそれぞれ独立していますので、いつご入会いただいても大丈夫です。
※スクーリングとは、会員の皆さまに実際にお集まりいただいて開催する講義のことです。土曜日に東京・池袋で開催しています。両講座のスクーリングはそれぞれ別の日に実施します。
IT基礎知識講座はその名のとおり、ITの基礎知識を身に付けるための講座です。IT翻訳の土台となる技術的知識を、全9回にわたって体系的に学んでいきます。
教科書として、IT資格「基本情報技術者試験」の解説書を用います。(この試験の受験や合格を目指すわけではありません。IT知識を学ぶテキストとして用いるだけです)。情報理論、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、システム開発など、ITに関する基本的な知識をこれ1冊でひととおりカバーできます。
※基本情報技術者試験とは、IT企業の新人レベルの公的資格です。ITの基礎知識がまんべんなく問われる試験のため、さまざまな話題にバランスよく触れることができます。ただ、良くも悪くも教科書的な内容で、実務に即していない面もありますので、そのあたりは講座の中で適宜補っていきます。
月1回のスクーリングでは、テキストの重要ポイントについて、講義や演習を通して学んでいきます。ITの基礎的な知識や考え方と、それに関連する英語表現を学ぶことに主眼を置きます。
講座は全9回ですが、各回の内容はそれぞれ独立しているので、第1回から順番に全部参加する必要はありません。途中の回から参加したり、順番が入れ替わったり、飛び飛びでの参加になったりしても大丈夫です。同じ内容の一連の講座を繰り返し開催していますので、参加できなかった回は、次の開催時に改めて受講していただければOKです。
この講座を受講することで、ITの全体像をつかみ、基礎知識を広く身に付けることができます。ITの様々な分野を知っておくことは、IT翻訳の仕事の幅を広げるうえでも大いに役立つはずです。
※前述のとおり、この講座はあくまで、広範なIT知識を学ぶための教材として基本情報技術者試験の解説書を用いるだけです。「傾向と対策」「過去問」「解法のテクニック」など、受験対策を意図した内容は一切ありませんのでご承知おきください。
IT翻訳実践講座は、IT知識を身に付けることと併せて、自然な日本語で訳す技術を高めることにも重点を置いた講座です。月2回のメールマガジン(メルマガ)、月1回の翻訳課題、月1回のスクーリングを通して、最新情報も交えたIT知識と、訳し方の技術について学んでいきます。
メルマガは、講師が独自に編集したものです。毎回1つのテーマを選び、その内容に関するIT知識や、関連する英語表現について解説していきます。コツコツ読み進めていけば、技術的背景をふまえて英文を理解する力が高まっていくはずです。テーマは、ITの基礎用語ばかりではなく、最新の用語や動向なども随時織り交ぜていきます。(メルマガのバックナンバーはこちらのページでご覧いただけます)。
翻訳課題では、メルマガで学んだ内容に関連する100~150ワード程度の文章を訳していただきます。指定する期限内にメールで訳文をご提出ください。(義務ではありませんので、ご都合が付く場合のみで構いません)。
ご提出いただいた訳文は、講師がひととおり添削し、コメントやアドバイスを付けた解説資料にまとめます。資料には全員の訳文が掲載されていますので、他の会員さんの訳文とご自分の訳を見比べることができ、学習効果がさらに高まります(提出者のお名前は伏せてありますので、「自分の訳を知られるのは恥ずかしい・・・」といった心配はご無用です)。
スクーリングでは、自然な日本語で訳す力を高めたり、その月のメルマガで取り上げたテーマについて理解を深めたりするための講義や実習に取り組んでいただきます。また、翻訳課題のポイントの解説も行います。
講師が一方的に教えるだけでなく、参加者の皆さんどうしで協力し合って取り組むワークや、みんなで話し合って解答や訳文を考える練習も取り入れています。会員さんどうしで交流を深めたり、講師に直接質問したりする絶好の機会でもあります。
このように、IT翻訳実践講座では、メルマガ・翻訳課題・スクーリングを組み合わせることで、最新動向も交えたIT知識、IT英語の読解力、自然な日本語での翻訳力を総合的に高めていくことができます。
■補足情報
●スクーリング後に食事会を開催
両講座とも、スクーリング後に参加者みんなで食事に行くのが恒例となっています。会員さんどうしの親睦をさらに深めたり、仕事の様子や業界の動向について情報交換したりするのにぴったりです。ぜひご参加ください。
●欠席の場合や地方にお住まいの方への対応
翻訳課題を提出できなかった方や、スクーリングを欠席された方、あるいは地方にお住まいでスクーリングへの参加が難しい方もご安心ください。翻訳課題の解説資料やスクーリングで使用した資料は、会員専用サイトで公開し、自由にダウンロードできますので、各自で学習していただけます。